2023年5月、今年のバラの開花は例年になく早かったですね〜
我が家のバラたちも4月下旬に満開となりました。
さて、待ちに待った開花と新苗の植え付けの季節到来!
バラを栽培している人にとって
待ち望んでいた季節ですね
モダンローズは今月から12月まで
手入れ次第で断続的に咲き続けます
でも、
野生種やオールドローズの多くは
春だけの開花です
そして、
今月は新苗が販売される季節でもあります
台木に接ぎ木されて月日がたっていません
だから、
株はひ弱なところがありますので
しばらくは花は我慢しなければ・・・
でも咲かせたいですよね〜私も我慢せずに咲かせました1輪だけ!
今月はその新苗の植え付けをしましょう
今月までの苗木は6月からは成木として
6月からの苗木は今売り出し中の新苗のことになります
(木バラ・苗木)
新苗の植え付けをしましょう!
苗木でもつぼみはつきます
でもまだ幼いので咲かせないで
株の充実を先決しましょう
これがベストですが、咲かせてもいいかな〜って思ってます
[新苗の植えつけ方]
1.直径・深さ60cmくらいの穴を掘ります
2.乾燥牛糞または堆肥をスコップ2杯分と
フラワーメーカーなどの有機配合肥料を
スコップに軽く1杯分入れ、
穴の底の土と混ぜ合わせます。
3.堀り上げてあった土をスコップ3杯分
ほど戻します
4.鉢土を崩さないようにそっとポット
から抜き、鉢土の表面と地面が
同じ高さになるように置いて
まわりに土を戻しいれます。
5.ひしゃく等でバケツ2杯分くらいの
水を静かに注ぎます。
※ポットから抜いた鉢土は決して崩さないこと。
穴が大きすぎると思わないで、
しっかりと掘りましょう。
また、つぼみがあっても摘み取って
当分は木を充実させましょう
水やり
植え付け時にたっぷり、
そのあとは乾いたら十分に与えます
薬剤散布
病気も虫も狙っています。
薄めにつくって予防散布しましょう
肥料
植え付け時にしっかり入ってますので
余計には必要ありません。
(木バラ・成木)
4月まで苗木のもは今月から成木です
12月に植えつけたものは4月までは苗木として
扱っていたものも5月からは成木です。
こちらを参照してくださいね
[鉢苗]
今月は大輪・中輪・小輪と色とりどりの花が咲きそろいます
また、今の時期は鉢苗も販売されています。
こちらは、成木として完成されている上に、
咲いている花を見て購入することができるというところが
いいですよね。
こちらは、そのまま鉢植えしてポットローズとして
楽しんでもいいし、庭に植えてもいいですね。
もし、庭に植えるときは直径・深さとも50cmくらい
穴を掘り、そのあとの植えつけ方は
前項の新苗の植え付けを参考にしてください。
鉢土の土を崩さないようにしましょう。
植えたあとは普通の成木として管理しましょう!
水やり
晴天が続いて乾くようならたっぷり与えましょう
薬剤散布
花が痛むといけないので、薬剤散布は初旬の開花前に
済ませて、開花中はかけないようにしましょう
黒点病が出始めますが、出た1枚、2枚のうちに
その葉だけ摘み取りましょう。
ウドンコ病がでたら布に薬をしみ込ませ、
それでふき取るという方法が効果的です
アブラムシが付いたら手で取りましょう
肥料
今月は休みます
(ポットローズ・苗木)
ポットローズも新苗の植え付けです
[ポットローズ新苗の植えつけ方]
1.まずは鉢を準備します
ミニチュアローズ・・・5〜6号
フロリダパンダ・、ハイブリッドティーローズ・・・8号以上
オールドローズ、つるバラ・・・10号くらい
2.鉢底に軽いしをしきます
3.バラ用培養土または赤玉土6:牛糞4の土を苗を置いてみて
ちょうど接ぎ目が鉢の縁スレスレになる高さまで入れます
4.新苗をそっとポットから抜き、3の上において
接ぎ目が隠れるくらいのところまで土を入れます
そのあと、鉢から流れ出すように
水をやさしくかけましょう
5.鉢の縁にフラワーメーカーをスプーン1杯ほど
置きましょう。
※地植えと違うところは、肥料を入れないことです
但し、緩効性の化学肥料(マグアンプKなど)
だけは入れることができます
速効性の化成肥料や有機質の肥料は
狭い鉢の中では根が傷みますので、
土と混ぜるのはやめて、表土におきましょう。
水やり
乾いたらたっぷりが基本です。
薬剤散布
植えたばかりの苗木はまだデリケートなので、
やや薄めに作って散布しましょう。
花は摘み取るので、花を傷める心配はないですね
肥料
植えたあとで鉢の縁にフラワーメーカーを
スプーン1杯ほど置きましょう。
そのほかは与えません。
(ポットローズ・成木)
鉢バラの花が咲きそろいます
水やり
水の吸い上げも盛んな時期です、
毎日水やりが必要でしょう。
薬剤散布
開花前にしっかりとかけておきましょう
アブラムシ対策は、浸透移行性の粒剤を
鉢の表面に置くとよいでしょう
私もオルトランDX等を株元に施肥しています
肥料
今月は休みましょう
但し、今年は開花も早く満開も早いので、花後のお礼肥が必要です。
花が終わったらお礼肥をやりましょうと本に書いてあります。
私は、一番花または2番花が終わったらお礼肥を与えます。
まだ、蕾がついていて全て咲き終えていないですが、
バラにとって1番花・2番花を咲かせるのにかなり体力を使っているので、
このタイミングで与えています。
最近の四季咲きは優秀で1番花が咲いた後も次々に咲いてきます。
その分体力を使っているのでここでしっかりと肥料をやることで、
この後の花の咲き方もそうですが、
来年に向けた新枝も出てくる大切な時期なので
しっかりと体力をつけてあげましょう!
(つるバラ・苗木)
つるバラも今月が新苗を植える季節です
今月植えたものは植え替えない限り、その場所でずっと
栽培することになるので、場所はしっかりと決めましょうね
植え付け
木バラ・苗木の植え付けは前項の植え付けを参考に!
フェンスにするか、アーチにするか、
ポールを立てて絡ませるか、
植える前にしっかりと計画というかデザインをしましょう
今はまだ小さいからとりあえずここに・・・
という考え方はダメですよ!
フェンスに並べる場合は2mくらいあけて植えましょう。
水やり
植え付け時にたっぷり与え、そのあとは乾いたら
与えましょう。
薬剤散布
葉がまだ柔らかいので、少し薄めにして
殺虫剤と殺菌剤をあわせて散布しましょう。
肥料
植え付け時に入れてあるので必要ありません
(つるバラ・成木)
美しい花を咲かせてくれます
フェンスいっぱいに葉が見えないくらい花が咲く姿は
見事ですねよね。
水やり
一株のは数も木バラの何倍かあります。
その分、余分に水分を必要とします
しっかりと与えましょうね
薬剤散布
開花前にしっかりとかけて、開花中は手で害虫を
取り除くなど、葉にかけない工夫が必要です。
肥料
今月は与えません
成木と同じです。
(オールドローズ・苗木)
オールドローズも新苗の植え付けをしましょう
植えつけ方は同じですので、前項を参考に!
水やり
植え付け時はたっぷり与え、その後は乾いたらたっぷり
与えましょう。
薬剤散布
基準より薄めにして殺菌剤と殺虫剤をかけましょう
肥料
植えつけるときに穴の底にしっかり入ってます
(オールドローズ・成木)
花を思いっきり楽しみましょう!
水やり
乾いたらたっぷいと!
薬剤散布
開花前にしっかりとかけて、開花中は与えないですむように
肥料
今月は与えません
さて、今年は気温も高いのでバラも元気でシュートが次々に伸びてきています。
我が家のバラたちもシュートがどんどん出てきました。
シュートの処理についても忘れずにね!
ちなみに、バラの苗の購入については、
スコティッシュファミリーのROOMからどうぞ
スコティッシュファミリーのHPは
こちらから