11月のバラの手入れポイント
(土の表面が乾いているのかわかりづらいですが・・・)
さて、天気は安定して日中は小春日和となる日が多く、過ごしやすい季節で庭作業もしやすいですね。
寒い地方では下旬には休眠期を迎えますね。
暖地はまだまバラはゆっくりと咲き続けるので十分鑑賞できます。
( 1 )咲きがら摘み
徐々に花も咲き終わって咲きがら摘みは楽になりますが、
今年は特にまだまだ開花期な ので花がらが残っていると美観を損なうので、
3日に1度はやっておきたいですね。
(私は、毎日バラパトロールをして花の状態を見て花がら摘み、花後剪定をしています)
( 2 )病害虫の防除
気温の低下とともに病害虫の活動は鈍ってきます。
薬剤の定期散布は中旬から下旬で打ち切りますが、
今年は温かいので葉の状態と虫の発生が長く続きそうですね。
よく観察して散布してくださいね。
( 3 )施肥
庭禎え、鉢植えとも施さなくても大丈夫です。
私の住む鹿児島はまだ温かく新芽も旺盛に出てくるので、
(いまだにシュートが出てきてます(;^ω^))
液肥を2週間に1回くらいやってます。
( 4 )水やり
庭植えには基本的に不要です。
鉢植えには表面の土が乾かないうちはやる必要がありません。
( 5 )除草と清掃
10月に準じます。
( 6 )来年の構想を練る
今年一年を振り返って来年の構想を練る時期ですね。
場所が適さなかったものの移植や鉢植えから庭植えへの移植などなどを考えましょう。
また、バラ販売業者各社のカタログができていますので、
それを取り寄せたり、インターネットで各社のホームページを見たりして購人する品種を決め、
どうしても欲しいバラは早めに予約注文して確保しましょう。
カタログを眺めるのも楽しいですね〜
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11月の管理
開花後の手入れを忘れずにしましょう!
四季咲き性の木バラは今月初旬はまだまだ最盛期!
花はゆっくり開いて散っていきます。
春みたいにいかなくても
小さいながら次々につぼみがでてきて
12月まで花が咲きます。(暖地の場合)
秋の最初の花が終わった頃、
「きれいな花を咲かせてくれてありがとう」
の気持ちを込めてお礼肥を上げましょう。
(ただし、効き目が1ヶ月くらいにしましょう。やりすぎに注意です)
(木バラ・苗木)
〇1番花のあとは株の充実をはかりましょう
●水やり
晴天が続き乾いたとき上げましょう
●薬剤散布
上旬から初旬に1度だけ散布しましょう
●肥料
花が咲き終わったらフラワーメーカーなどの配合肥料を
株まわりに一握りくらい円を描いてぱらぱらと置きます
(木バラ・成木)
〇花がらを切るときは深く切らず、最初の5枚葉の上で
切りましょう。
最初の花が終わっても、次のつぼみが上がってきますが
期待できるほどではないので、最初の5枚葉の上で切りましょう。
後は、苗木と同じ管理です。
(ポットローズ 苗木)
〇病害虫と水やりに注意しましょう
●水やり
鉢土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまで十分に
与えます
完全に乾かすと株はいっきに弱りますので、注意しましょう。
●薬剤散布
初旬に1度、殺虫剤と殺菌剤を合わせて散布しましょう
●肥料
7〜10日おきに液肥を与えましょう
(ポットローズ 成木)
〇水やりが重要なポイント
●水やり
鉢土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまで十分に
与えます
雨が当たらないところは毎日欠かさず行ないましょう。
水分の状態は常に確認しましょう
●薬剤散布
今シーズン最後の散布を上旬に行ないましょう。
●肥料
7〜10日おきに液肥を与えましょう
(つるバラ 苗木)
〇今後の生長のための準備期間
●水やり
晴天が続き乾いたとき上げましょう
●薬剤散布
今シーズン最後の散布を上旬に行ないましょう
殺虫剤と殺菌剤を合わせて散布しましょう
●肥料
花は咲きませんが、定期的な追肥と考えて
フラワーメーカーを株周りに軽く一掴みおきましょう
(つるバラ 成木)
〇薬剤散布を忘れずに行ないましょう
●水やり
晴天が続き乾いたとき上げましょう
●薬剤散布
今シーズン最後の散布を上旬に行ないましょう
殺虫剤と殺菌剤を合わせて散布しましょう
●肥料
フラワーメーカーを株周りに軽く一掴みおきましょう
(オールドローズ 苗木)
〇本格的な冬を迎える準備を
●水やり
晴天が続いて土がよほど乾いたときに
与えるくらいでよいです
●薬剤散布
上旬に散布して冬の前に一掃しておきます。
●肥料
フラワーメーカーを株周りに軽く一掴みおきましょう
(オールドローズ 成木)
〇花ごとの楽しみがあります
●水やり
晴天が続いて土がよほど乾いたときに
与えるくらいでよいです
●薬剤散布
殺虫剤と殺菌剤を合わせて散布しましょう
●肥料
フラワーメーカーを追肥として株周りに
円を描いておきましょう
ところで、予約苗の販売も始まっているこの季節、
なんといっても一番の楽しみは来シーズンの構想でしょう。
どんな品種を増やそうか、どこに植えようか、考えるのはなんといっても楽しいものです。
新品種や人気品種は、すでに予約の段階で売り切れの品種も出てきていますので、
気になる品種は予約しておくと安心です。
品種選びの参考にしてください
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