バラの鉢植えの土替えについて

バラの栽培でとても大切な作業が鉢植えの土替えです。

前年の休眠期に植え替えた、または新たに植えた鉢の土は、植えてある株の根が栄養分を吸収するとともに、日常の水やりで栄養分が鉢から流出しています。

さらに、鉢の用土に配合した有機物も分解が進み疲弊しています。

そのため、新しい用土と入れ替えてやる必要があるんです。

そうすることにより、春にはたくさんの花を咲かせてくれます。

ではそのやり方です

1.まず、鉢から株を抜きます
  根がぎっしり詰まった状態ではなかなか抜けません。その際は、株の根本(クラウン)をしっかりつかんで、枝幹を傷つけないように引き
抜きます

  ※このように、鉢に根がぎっしり詰まった状態では、新しい根を張るスペースがないため株の生育や花付も悪くなるんですね。

2.引き抜いたら土を落とします。その時前述したようにぎっしり詰まっているとなかなか土も落ちないと思います。その時はスコップで叩いたり、ちょっと乱暴ですが足で踏んだりしてなるべく古い土は落とすようにします。

3.土が落ちたら伸び過ぎた根を鉢に収まるよう程度に切り詰めます。

4.新しい用土の準備してください。

  ※このとき、根を洗ったり、バケツに水をはりバラ苗を数時間〜一日つけてくださいと書いてある本がありますが、そのような作業は執拗   
   ありません。バラは空気を好む植物ですから、さっさと植え付けて水をやりましょう。
   ちなみに、この時期、裸根を巻いて販売された苗を購入して植え付ける場合はバケツに水を入れて2〜3時間から半日程度水につけて、根
   を鉢に収まる程度に切り詰めて植えます。(バラは休眠中なので切り詰めても大丈夫!目が覚めたら新しい根を張っていきますよ)

5.それでは、植え付けです、鉢に用意した土を1/4程度入れて苗を置き、傾かないように左手で支えながら土を入れていきます。土は2~3回に分けて入れ、その都度鉢を3回ほど地面軽くトントンと落として土を落ち着けます。その際、決して手で押し付けないでくださいね、土がかたまり通気性が悪くなります。水をやると自然に締まってきます。
  土を落ち着けたときに、水をためるウォータースペースが3〜4cm程度確保できるとグッドです。

  ※土替えを行う際に、これまでの鉢が小さいようなら、一回り大きな鉢に替えてくださいね。

6.最後にたっぷりと水をあげて終了です! 鉢底から水が流れるくらいあげてくださいね。

最後に用土ですが、私はいつも下記の培養土を使用しています。(自分で配合するのが面倒ですから・・・(笑))

すでに、培養土には元肥が入っていますので、バラの発育活動が活発になる時期に追肥を行うといいです。

極上バラ栽培土


 




 



ちなみに、私は極上またはプレミアムを使ってます。大きく丈夫に育って、たくさんの花を咲かせてほしいですかね。でも、バラの専門店なのでどれでも大丈夫だと思います。

他にも、植え替えのための資材やバラの苗も豊富です。覗いてみてくださいね(楽天市場 バラの家)




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